[僕] 2009年12月08日 アーカイブ

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2009年12月08日

[life][work] 3分間コーチを読んだ

普段は余りこういった本は読まないのだけど、ちょっと機会があったので読んでみた。

ひとりでも部下のいる人のための世界一シンプルなマネジメント術 3分間コーチ
伊藤 守
ディスカヴァー・トゥエンティワン
売り上げランキング: 2321
おすすめ度の平均: 4.5
4 3分間だけど
4 部下と話し、部下のことを考えることの大切さ
4 実践してみたくなるコーチ術
5 3分間コーチとはコーチング実践法の発展型だった
4 表題のとおりシンプル

タイトルにある「3分間コーチ」というのは、その名の通り、3分間で行うコーチング。3分間と言うのは目安で、実際には1分間でもいいと書いてありました。大切なことは、以下の二つの時間を作ること。

  • 部下のことを考える時間
  • 部下と話す時間(何かのついでではない、その人のための時間)

本書ではこの二つの時間を作るところから、どうしたら部下を受け身にさせず、自ら問題や課題に対して行動を取ってもらえるようになるか、部下の目標の方向付けと目標達成、成長促進といった話題から、コミュニケーションがいかに組織の成長スピードを上げるか、といった組織と人の関わりについて描かれています。

自分は「仕事だから(仕方なく)」という理由で仕事をこなすのが余り好きではありません。やるからには興味を持って行いたい。興味を持って行ってもらいたい。でも、与えられた課題に内から興味を喚起するのは自分ですら難しいところがあるのに、人にそうやって仕事をしてもらうのはさらに難しいです。
本書には自分がどうすれば良かったのか、いくつかの気づきを得るきっかけにはなりました(今更かもしれませんが)。僕は問題が目の前にあると自分で片付けがちだったのですが、そういった積み重ねが相手へ「自分は信頼されていない」という思いを与えてしまっていたのだろうなぁと。

マネジメントの本ですから部下と上司と言う関係性について多く書かれていますが、人とのコミュニケーションの根っこについても書かれてると思いました。
僕は少し「自分の小さな「箱」から脱出する方法」を思い出すところがありました。

それから、本書について、何より素晴らしいなぁと思ったのは、著者の伊藤氏自身の会社でもこの「3分間コーチ」を実践していること。この本に書かれているのは、実際に実践されている手法をまとめたものであるということです。
タイトルの通り、一人でも部下のいる人にはお勧めです。部下と上司といった上下関係はなくとも、誰かと共同で何か作業をしたりする人にも良い本だと思います。