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■ 博士の愛した数式
今までの生活で本を読むってことはほとんどしてこなかったのですが、
R.O.D 以来、ちょっと読むようになって来てます。
んで、どこかの Blog で見つけて、気になって手を出した本。
どうやら有名な本のようだ(;゚ロ゚)
新潮社 (2003/08/28)
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あけぼの家政婦会から博士のもとに派遣されてきた「私」と、
ある事故以来、80分しか記憶がもたなくなってしまった元数学者の「博士」と、
「私」の息子、タイガースファンの「ルート」のお話。
この本は、割と淡々とした文章で、「私」の視点から描かれているのだけど、それがまた心に響くというかなんと言うか。
博士の持つ、数学、数への愛情と子供への愛情が読んでいて心を暖かくしていきます。
このお話にはそんなに難しい数式はでてきません。
数の持つ不思議な縁みたいなものを文学的に描いている点が面白いところ。
数って凄いなーとか思いながらも、それを美しく表現している文章にも惹かれました。
本は面白い。
博士曰く、数は人間の誕生以前からずっとあったという主張が出てくるのだけど、
なるほど、数というものは永遠だ。
「永遠永遠と喋り散らしたものに永遠は無く、反対に机の上に転がっている鉛筆一本について書いてみるとそれが永遠を書いたことになる」と谷川俊太郎氏の本に載っていたのを思い出した。
この場合、数がその机の上の鉛筆ではなかろうか。
また、数式についての話ばかりでなく、もちろん「私」とその息子、ルートと博士の関わりについても丹念に描かれてると思う。
本を読み進めていくうちに、感情移入というか、そういう、キャラクタへの愛着が出てくるんだけど、80分しか記憶を保てない博士から見たら、どんなに間を空けずに接していたとしても、翌日には、知らない人なのだ。
それは、「私」にしても「ルート」にしてもそうなのだけど、文章を通じてみている自分にも「あぁ、そうだ」と思わされるところがあった。
しかし、毎朝会うたびに忘れられていても、こっちはどんどん関わりをもちたくなるキャラクタが博士だと思う。
なんと言うか、続きがあるだけあれば読みつづけたくなる作品でした(*゚ー゚)








コメント
# AzureStone (2004年12月21日 15:43)
あ!!!
これ知ってる!!!
仕事で仕方がなく、家で子供を一人させてる母親を
この数学者たんが、しかりつけるところから、
はじまるという本ですね!!
といいながらも、まだ、読んでことがないんですけどね。TVで紙芝居形式な紹介されていた。
ていうか。子供にルートって普通つけるかぁ~w
# 海賊たろ (2004年12月21日 22:26)
ヤッパリ有名なんだなぁ(;゚ロ゚)
ルートって言うのは、博士がつけた愛称ね。
頭のてっぺんが平らで、ルート記号みたいだからルート。
その辺も書こうかと思ったけど、長文がさらに長文になりそうなのでやめたのでした^^;
なんだか、映画化もされるようだけど、映画は見ないかも~